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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第10章 標的06「ビアンキと三浦ハル 来る!!」


寝ているツナは少し微笑んでる。

私は静かにツナの家を出ると自分の家に帰った。

あぁ…そう言えば今日辺りかな? ハルが出てくるの、体が少し怠いけど…致し方無い

私は制服に着替えて、朝食を食べ終わるとまた裏から出ていつもの場所へ出た。

蝉の鳴き声と陽射しが熱いけど負けてられっか…

「ツナー!」

私が手を振って呼ぶとツナは慌てて駆け寄ると言った。

「ッ! あ! 斗真、体の方は大丈夫なの!? 今朝居なくなってたから心配したんだよ?」
ツナの言葉に私は苦笑いする。

「アハハ…ごめん……だって爆睡してたから起こさなかったんだ。そう言えばリボーンは?」

その問にオレは答える。

「昼過ぎに来るってさ」

私は瞬きすると言った。

「ふ~ん。……そうなんだ」

「10代目、斗真さん! おはようございます!」

「おはようさん!」

隼人と武の呼び掛けに私たちは言う。

「「おはよう、隼人、武♪」」

すると「「おはよう斗真さん」」

隼人の後ろから楓と清が姿を見せる。

私は瞠目しながら言った。

「楓君に清君!? …おはよう」

2人はしてやったりと笑っているのが何故か腹が立つけど隣に居るツナと隼人は唖然としている。

私は話す。

「紹介するね隼人。同じクラスメイトの嵐風楓藍君と晴雨清水君だよ」

「「「あ おはよう」」」

3人は頷くと挨拶する。

後ろの2人はニカッと笑いながら頷く。

6人で登校していると視線を感じたが動くのは下校中だろから放置っと♪

そして下校中にその人物は何故か塀から現れた。

「こ こんにちは」

少女はリボーンに言う。

「ちゃおっス」
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