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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第10章 標的06「ビアンキと三浦ハル 来る!!」


少し熱いのはお風呂後だからにしては熱すぎると分かったビアンキはリビングに居るツナとリボーンを呼ぶ。

「ツナ、リボーンちょっと来て!」

2人は瞬きする。

ビアンキの後に付いて来た2人は廊下で横たわる斗真の姿を見て驚愕した。

「「ッ!? 斗真!」」

駆け寄る2人にビアンキは言う。

「熱があるわ。ツナ、貴方のベッドへ運んで」

「う うん」

オレは頷き、斗真を抱き上げる。

(え? あれ? 斗真ってこんなに軽いってご飯ちゃんと食べてるの!?)

オレは内心で驚愕しながらも部屋へ運ぶとベッドへ寝かせた。

熱でか斗真の表情は歪んでいる。

オレは熱冷ましや、氷枕を四肢の付け根に挟ませた。

ふと斗真の表情が和らぐ。

リボーンはそのやり方を見て驚いていたのを見てオレは話す。

「以前にさ…斗真が熱中症で倒れた子をこうやって介抱していたのを真似ただけだよ」

リボーンはそれ知っていたNAME3もそうだがそれを忘れずに覚えていたツナに内心驚いていた。

リボーンが斗真の様子を見張る事になってオレは床に布団を敷いて眠りに就く。

オレは彩の額に置かれたタオルを取り上げると手を当てる。

「…もう大丈夫か」

熱が引いたのを確認し、冷やし直したタオルを乗せるとオレは寝巻きに着替えて眠りに就いた。


「…ぅ…」

目を覚ました私は瞬きする。

あれ? ここって…

私はガバッと起き上がるとポトッとタオルが落ちた。

床にツナが布団を敷いて寝ている所を見ると私はお風呂に上がった後、のぼせてそのまま昏睡したってことか…なんたる失態…(汗)

私はツナの側に行き、頭を撫でた。
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