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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第10章 標的06「ビアンキと三浦ハル 来る!!」


ボロボロの私とツナの姿を見て奈々は心配したが怪我はしていない事を言うと2人一緒に風呂に入る事になってしまった。

う 嘘――っ!? どうしよう!? アレはお風呂でも大丈夫だけど下半身がヤバイって!? (汗)

悶々と内心で泣き叫ぶ私にリボーンは言う。

「……入れ替わりに入れば大丈夫だから少しは落ち着け…彩」

「リ…リボーン」

リボーンの言葉に何とか落ち着いた私はツナを先に入らせる。

「しかし初々しいな…キスもまだか」

「っな!? ///」

リボーンの言葉に私は顔を真っ赤にしながら言った。

「リボーン!」

からかうリボーンはニヤニヤと笑っている。

「斗真、何騒いでるの?」

「何って…え? ッ!?」

ツナの問に振り返った私は驚愕した。

下はパジャマのズボンだけど上半身がまだ裸のままで少しは筋肉がついてきたその体から滴が滴り落ちるその姿はまさに水の滴る良い男とはこう言う事を言うのだろう。

私はバッと顔を反らすと言った。

「…/// ちょ ちょっとリボーンがからかってきたから怒ってただけだよ!」

「そっか」

オレは頷くとバスタオルで体を拭くとさっさと服を着た。

私は入れ替わりにお風呂場のドアを閉め、ズルズルと座り込んだ。

「……っ ///」

キャーッ!! ガン見しちゃったよーっ! ドキドキが止まらないよ~!!

暫く悶えた私はさっさと風呂に入った後は疲れがどっと来て服を何とか着終わった後、廊下で座り込むとそこで意識が途絶えた。

「あら? 斗真?」

ビアンキが斗真に気付いて声をかけたが返事がない事に気付くと近寄って額に手を当てる。
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