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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第2章 プロローグ2「やって来たあの世界、でも何で最初から難題!?」


私は内心でガックリした。

執務室に着くとお爺ちゃんである9代目とその守護者が全員揃って居た。

うわぁ〜…9代目の守護者全員が揃って居るなんて! ものすっごくレアな体験してるわね私ってば。…それにしてもお爺ちゃんもそうだけどみんな老けてるねぇ…。若かりし頃だとどんな感じなのかがあの時は気になったもんねぇ〜…。しかし全員揃って背が高いなぁ〜…コンチクショウ!! 体が小さいから見上げるのが辛いのよ!! 馬鹿野郎!!

内心で私が愚痴ってると家光は話す。

「9代目、例の件で唯一目覚めていた少女をお連れしました」

「ありがとう家光」

9代目はそう言って私の前に来てしゃがんで目線を合わしながら言う。

「君が私にSOSをくれた子かな?」

9代目の問に私は頷く。

『『ッ!?』』「ッ!?」

守護者たちと家光は驚いていると9代目は言う。

「しかし……この瞳とこの双眸……本当にあの方に似てる」

恐らくⅠ世の事を言ってるのでしょうね。さっき通路にある肖像画を見たし…あの絵描きさん凄いよね♪

私は内心で愚痴ってから話す。
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