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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第2章 プロローグ2「やって来たあの世界、でも何で最初から難題!?」


私の服装は診察着だったのが黒のワンピースを着せられて、レースの付いた白の靴下にベッドの側には黒のローファーが在る。

準備いいわねぇ…流石ボンゴレ…

するとガチャッとドアが開き、家光が顔を出して私が起きてる事に気付くと言う。

「お、目が覚めたみたいだな。体の調子はどうだ?」

家光の問に私は体を動かして見て、何とも無いと言う意味で首を立てに振る。

家光は頷くと私の側に来ると問う。

「立てるか?」

家光の問に私は立ち上がりを試みたところ立てたが少しふらっとなったのを家光が支えてくれた。

「おっと……うん、問題なさそうだな……今から大事な人が君と

話をしたいと言ってるんだが…来てくれるか?」

家光の問に私は頷く。

家光は微笑む私の手を握りしめると歩き出した。

歩幅をゆっくりと私に合わせてくれてるからお陰で疲れは無いし周りを良く見れる。でもお爺ちゃんが私とお話って事はやっぱりあの事だよなぁ…?
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