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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第9章 標的05「ランボとファミリー入門試験 来る!!」


振り返った私を見て全員が沈黙する。

今の斗真は超死ぬ気モードで瞳が黒ではなくオレンジ色になっていて雰囲気も鋭く、威圧感があった。

『やはり貴女は俺達のボスだ』

楓の言葉に私は瞬きをした。

『アーリア殿が彩殿だと再確認出来たと言う事でござるよ』

清の言葉に私はため息混じりに言う。

『ハァ…そんな事か……まぁ…普段と今が違うことには自覚はあるがな…』

私はある方向を見て言った。

「リボーン、隠れてないで出て来たら? 私たちの力を見たいならちゃんと言って」

私が見つめる方へ全員が向くとそこにはリボーンが居た。

リボーンは言う。

「超死ぬ気モード……自分で出来る様になったんだな」

リボーンの言葉に私は頷く。

「うん。いつ、ツナが襲われるか分かったもんじゃないから」

リボーンは言った。

「元教師としてはお前の成長は喜ばしいぞ。だが、まだ炎圧がコントロールが出来てないな」

私は自分の手を見つめながら話す。

「それはちゃんと修業はする。リボーンばかりに迷惑はかけられないから」

リボーンは言った。

「そうか……だが、超死ぬ気モードになるなら死ぬ気弾の方が威力も性能も高いぞ」

リボーンの言葉に私は言う。

「それは私でも分かる……だが、自力で成れる事を覚えておいても損はないでしょ?」

「そうだな」

私の問にリボーンは頷く。

超モードを解いた私は話す。

「……さてとそれじゃあ…みんなで話し合いしてね。誰が誰にサポートするとかね」

全員が各々の力の使い方についてサポートするなどを話し合う。

私は楓達を改めて見た。
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