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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第9章 標的05「ランボとファミリー入門試験 来る!!」


私は頷く。

「そう…了解もらえたよ。居るんでしょ? リボーン」

私は水タンクの方へ視線を向けた。

2人もそっちを見て瞠目した。

ニヤリと笑うリボーンがそこに居る。

リボーンは言った。

「助かるぞ彩。でも良いのか? お前のファミリーなんだろう?」

リボーンの問に私は話す。

「簡単な攻撃だけなら大丈夫だよ。後、僕達はまだファミリーとして動く事は今のところまだ無いよ」

リボーンは瞠目していた。

私は言う。

「確かに僕の守護者は揃ったけどまだ完全じゃないしまだ返してもらってないモノがあるからさ」

2人は納得した表情だ。

リボーンは言う。

「分かった。んじゃ嵐風に雷太。放課後、たのんだぞ」

リボーンの言葉に2人は頷く。

私は微笑む空を見上げる。


そして放課後、中庭に集まったオレたちは武がファミリーに入れてくれと言ってきた時点ですごいけどリボーンが武に抱っこされて嫌がらないの事に私は瞬きをせていた。

まだツナでさえ抱っこさせないのに…っえ? 私? 何回もしてるよ♪

私は言った。

「武、本当にファミリーに入るの?」

私の問に武は頷く。

「あぁ…これでやっとこさお前らと一緒の場所に立てる事になるんだろ?」

私は瞠目しながら武を見つめる。

武はニカッと笑いながら話す。

「お前の事情は聞かないぜ。でもオレだってお前やツナを守りたい想いは本当だかんな」

「……武」

呆然とするツナ、私は嬉しくて瞳を揺らしながら言った。

「この道に入ったらもう普通の生活に戻れなくなるんだよ?」

武は苦笑いすると言った。
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