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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第9章 標的05「ランボとファミリー入門試験 来る!!」


私は懐からアメ玉を取り出すとランボの口の中に放り込んでやると微笑むのを見てホッとする。

そしてスーパーで買い物を済ませると外へ出た。

途中でランボがここへ来た理由を言ってくれたのは私に警戒することは無いと安心してくれたからだろうね

帰ると奈々に買い物袋を渡して私はランボの相手をした。

結構ランボと遊ぶの楽しいなぁ〜♪

奈々は言った。

「トォ君は子供の相手をするのが上手ね。ご兄弟が居るの?」

奈々の問に私は首を振る。

「いいえ…僕は一人っ子なんですがイタリアへ留学している時によく子供の相手をする機会が多くてそれでだと思います」

奈々は言う。

「そうだったのね。もう少し待っててね。お夕飯はスパゲッティだから」

「はい♪」

私は頷く。

夕飯時にはツナとリボーンが降りてきた。

オレは彩斗に気付くと言う。

「あ、斗真が居ないと思ったらランボの相手をしててくれたんだ」

ツナの言葉に私は頷くと言った。

「うん。リボーンが相手しないって言ったからね。僕はランボを相手するの結構好きだよ?」

「ッ!?」

ランボは驚愕すると言った。

「ランボさんも斗真の事大好きだもんね!」

「ハハハ…ありがとうなランボ」

微笑む私を見てリボーンがムッとしている。

焼きもちやいてるリボーン頂きました!

奈々は言った。

「母さんお隣へ回覧板持っていくから仲良くしててね」

私は言う。

「大丈夫ですよ。僕が見てますから」

奈々は微笑むと出て行く。

オレはリボーンに言った。

「リボーン、なんとかしろよ。オレじゃ手におえないよ!」
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