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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第9章 標的05「ランボとファミリー入門試験 来る!!」


驚愕するオレにランボは言った。

「大当たり!! 死(ち)にさらせっリボーン!!」

ピンを外してリボーンに投げるが彼はそれをバキッと返すとランボはそのまま宙で爆発。

私は然り気無く下へ降りた。

案の定ランボがボロボロで庭に居る。

「あら? トォ君その子はリボーン君の知り合い?」

奈々の問に私は苦笑いしながら言った。

「アハハ…そうなんですよ」

私はティッシュを取り出しながら話す。

「大丈夫か? ランボ…僕はツナの友達で空乃斗真って言うんだ。

あ〜ぁ…木の枝だらけだな……ほら、これで鼻かんで」

私はランボにティッシュを渡すと髪に刺さった枝や葉っぱを取ってやる。

かみ終わったランボに私は言った。

「どうする? 上に行けばリボーンに会えるよ?」

するとランボは涙ぐみながら首を振る。

あちゃ〜恐怖刻まれちゃったわね(汗)

私は奈々を見て言った。

「奈々さん、ちょっとランボと散歩してきますね」

私の言葉に奈々はハッとすると言う。

「あ、なら買い物頼んでもいいかしら?」

私は頷く。

「良いですよ」

奈々は喜ぶと言った。

「まぁ♪ ありがとうね。これメモとお金」

奈々はメモとお金が入った袋を私に渡す。

「では、いってきます」

「いってらっしゃい♪」

私の掛け声に奈々は微笑みながら手を振る。

家を出た私はランボを抱き抱えた状態で歩いた。

外見と違って軽い事に私は驚いた。

「え〜っと…買い物の中身は…」

メモを見た私はランボを見て言う。

「ランボ、アメ玉食べる?」

コクンと頷くランボ。
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