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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第9章 標的05「ランボとファミリー入門試験 来る!!」


(んな簡単にコイツが死ぬわけないだろうがバカツナめ)

内心で呟き、そう言うツナにオレは斗真を指差しながら言う。

「見てみろ」

「っえ?」

オレは斗真を見た。

腹部がモコッ、モコモコモッコーッと膨らみ、パンッと破けると死ぬ気モードに成った斗真が居たが、放つ気が尋常じゃないくらいお怒りモード。

私は呟く。

「…復活! …家庭教師にお灸を据えないと」

サアァ…、オレとリボーンが真っ青になる。

リボーンは直ぐ様逃げたが庭で斗真に捕まってお灸を据えられました。

「斗真ってやっぱり怒らせたらおっかないなぁ」

京子は言った。

「ツナ君、さっきのって手品か何かなの? 斗真君からもう一人の彼が出てきたけど…」

京子の問にオレは慌てふためきながら頷くと彼女はそれで納得してくれた。

死ぬ気モードが切れた私は違う意味で1発リボーンの頭に拳骨をかました。

「次やったらぶっ殺すからね。分かった?」

低い声で言う私にリボーンは何度も頷いていた事に部屋に居る2人は知る由もない。



学校が終わってから私は昨日出来なかった勉強会をする為、ツナの家に来ていた。

「答えは…」

リボーンがツナに問う。

オレは言った。

「さ…3?」

「はずれだ」

ドスッとリボーンはオレの脇腹に肘鉄を食らわせる。

「痛っ!?」

前もってリボーンに爆破物は使うなと言ってあるので平穏だ

リボーンは言う。

「小遣いアップのためにテスト勉強がんばるっていったのはおまえだぞツナ」

オレは脇腹を押さえ、呻きながら言った。

「うぅ〜…だからって間違うと肘鉄って」

私は言う。
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