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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第9章 標的05「ランボとファミリー入門試験 来る!!」


「ゲーム?」

首を傾げる私にリボーンは言った。

「こいつはどうだ?」

銃を差し出したリボーンを見てオレは言う。

「ま まてよ! 何する気だ!! まさか殺し合い…」

「ツナ、リボーンに限ってそんな野暮な事はしないよ」

斗真のその言葉にオレは瞬きした。

リボーンは言う。

「これはロシアンルーレットだ」

私は説明する。

「イタリアのちょっとした遊びでね。リボルバーの中に1発だけ当りの弾があるんだけどそれを順番に交代して当てた人はアンラッキー?」

「アンラッキー? じゃないから!!」

ツナのツッコミに私は微笑むと話す。

「ハハハハ…心配しなくてもそれはパーティー用のライフルだよ。当たりは鳩が出るから」

まずは京子から。

ドキドキ…、「くーっ」

オレは耳を塞ぐ。

カチッと音はするが何もなかった。

私は微笑むと言う。

「ハハハ…セーフだね」

「残念…」

京子からライフルを受け取る。

あ、私か…まぁ…服装は大丈夫だからいっか
「行くよ〜」

私はライフルを額に当てズガンッと弾が撃たれた音と共にパタと床へ倒れる。

「!?」

オレは驚愕した。

「あ」

「え!? 斗真君!?」

京子も驚いてた。

リボーンぎは言う。

「死ぬ気弾を装填した」

「なにやってんだよ!!!」

泣き叫ぶオレは斗真に駆け寄ると言った。

「大変だ!! 斗真!!」

リボーンは言った。

「死ぬ時に後悔してることがあれば死ぬ気で生き返るかもな」

「無責任なこと言うなよ!!」

怒るツナは斗真を一瞥すると言った。

「彩斗が死んだらおまえを許さないからな!!」
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