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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第9章 標的05「ランボとファミリー入門試験 来る!!」


昨日はあの後の京子との買い物に私は堪能出来た。

そう言えばリボーンが来てなかったのは少し気になった。今日辺り聞いてみようかな? でも相棒は無理って言ってるし。さて私は今、ツナの家にて久しぶりの勉強会をしに来たのだが…

「何やってんの? ツナ」
その問にオレは涙眼にしながら言った。

「た 助けて斗真!?」

はため息混じりに言った。

「ハァ…勝手にリボーンのケースを触るからだよ」

と説教しながらツナを救出。

「ご ごめんなさい」

謝るオレに彼はった。

「まぁ…いいけどさ。リボーンの仕掛けには充分注意しないと命がいくつあっても足りないよ?」

オレは言う。

「ごもっともな意見、肝に命じます」

ズーンと沈むツナに私はある気配に気付くと言った。

「お客さんみたいだよ。ツナ」

「え?」

その言葉にオレは瞬きすると「ちゃおっス、斗真」

挨拶したリボーンに私は返事をする。

「ちゃおっス、リボーンそれと京子ちゃん♪」

「京子ちゃん!?」

オレは驚愕した。

京子は彼がコーヒー代を忘れた所を肩代わりしてくれたとの事だった。

何やらかしてるの? リボーン。紳士がお金を忘れるとか店員さんに銃向けるとか…普通は可笑しいわね?

微笑みながらリボーンに心を読ませた私は言う。

「後でそのお店に謝り行こうね?」

「あ あぁ…」

リボーンはボルサリーノを深く被る。

オレは斗真が怒って居るのが分かっているから真っ青だ。

これぐらいにしとくかフッと私が気を緩めるとツナは息を吐いた。

「京子ちゃん、せっかく来たんだし何かゲームしてみない?」
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