第8章 標的04「極寺隼人と山本武 来る!!」
全員が慎闇を見る。
「アハハ…」
慎闇は苦笑いをした。
陽雨は言う。
「本当の姿はここでは見せられない?」
慎闇の問に私は苦虫を噛んだ顔で言った。
「ごめん。まだ明かせられない…人気の無い場所なら出来ないこともないけど」
晴蓮は言った。
「なら良い場所がある! 僕達そこでよく特訓しているからさ♪」
晴蓮…今特訓って言ったよね?
嵐風達には疑問点が在りすぎた。
嵐風は言った。
「なら空乃君、明日の土曜の朝10時に並盛山に来て下さい。そこで俺達の正体も君に関する事を明かします」
っえ? 土曜って確か…京子と買い物行く日じゃん!
私は言った。
「あ あのさその日、友人と一緒でもイイかな? 素で僕の正体見破った人だし」
嵐風達は頷く。
私は嵐風達と別れてからポケットにしまっていたアクセを見た。
さっきまで熱かったのが鎮まってる。嵐風達が私の守護者だと言うの? 結果は土曜になれば分かる事だけど…でも何だろう? モヤモヤが晴れない
私が自宅へ帰るとリボーンが居た。
「リボーンここは女の子の部屋なんだからもっとマナー守ってよ」
私の言葉にリボーンは言う。
「今のお前は男の斗真だろう。嫌ならさっさとツナたちに正体明かしやがれ」
リボーンの言葉に私はため息を吐くと言った。
「ハァ…で、どうしたの? ツナに勉強教えてたんじゃないの?」
私の問にリボーンは答える。
「それには抜かりはねぇ。それよりも放課後、屋上で会ってた彼奴らは何者だ?」
リボーンの問に私は答えた。