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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第8章 標的04「極寺隼人と山本武 来る!!」


「まぁね。まだ隼人がスモーキング・ボムと呼ばれる前からの幼馴染みみたいな?

隼人にダイナマイトを使ったスタイルを教えたのは別の人だけど如何せん全く成ってない」

グサッ、隼人に言葉の矢が刺さる。

「今までの相手が格下だったから良かったものをこれから遭遇する敵は今まで以上とは遥かに

違うのにこのバカ隼人ときたらツナに3倍ボムをやるつもりが落として失敗した。

それをツナが消してなかったら君の命は無かったんだからな! 分かってんの? バカ隼人!」

「はいぃっ!!」

隼人は正座している。

リボーンは何も言わないのは今の激怒中の彩を止めようとすればこっちに飛び火しかねないからだ。

「あらら?」

「「「ッ!」」」

ツナたちは声がした方を見ると少し前にぶつかった先輩方が居た。

「お前たちおサボりはいかんなぁ」

「教育してやんなきゃな」

「ヒヒヒヒ…」

オレは怯えて居たが彩斗と隼人が前に出た。

「今大事な話中なんですよ……先輩方(怒)」

「10代目、コイツらはオレたちが果たします」

それから先輩3人は2人にフルボッコにされました。

「ツナのファミリーに極寺が入ってまずは一人か」

リボーンは木上からツナたちを見てそう呟く。


翌朝、数日前にやった理科のテストのプリントが渡される日。

ん? 私は大丈夫なのかって? 心配ご無用だよ。何たって満点だもん。ツナも私とリボーンのかいあって50点代を取ったんだからね!

あの眼鏡がツナに嫌みを言うと彼はさっさと席に戻る。

するとガラッと隼人が遅い登校してきた。

「極寺君…」
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