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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第8章 標的04「極寺隼人と山本武 来る!!」


案の定、隼人はダイナマイトを落としてしまう。

「ジ・エンド・オブ・俺…」

「ッ!? 隼人!!」

斗真が驚愕して叫ぶと同時にオレが隼人の落としたダイナマイトを全て消し終えると弾の効果が消えたのかホッとしている。

隼人はツナに土下座して何か言ってる。リボーンも何か言ってるけどそんな事、今はどうでもよかった

私が前に立つと隼人は睨み付けながら言った。

「何だよテメェ」

ツナに制服の入った袋を渡しながら私は言った。

「…このバカ隼人!!」

ドカアンッ…、私は隼人を思いっきり右拳で殴り飛ばす。

ドサッと隼人は少し離れた場所に落ちる。

隼人は「痛って〜っ!」と呻いて居た。

「斗真?(汗)」

ツナが私の豹変ぷりに驚いて居るが気にしない

隼人に歩み寄った私は話す。

「ねぇ…隼人…前に僕があれ程、自分の命を捨てる様な真似はするなって言ったのに…2年間会わない間に忘れたみたいだね」

そう微笑みながら言う私に隼人はやっと気付いたのかハッとすると言った。

「え!? ま まさか!? 彩さんなのか?」

隼人の問に私は拳骨で返事した。

ゴンッ、「っ〜!」

隼人は呻く。

私は言った。

「もういっぺんさっきの事やったら分かってるよね?」

微笑みながら問う私に隼人はガバッと土下座して「調子に乗ってすんませんしたぁ!!」と謝って居るが私はまだご機嫌斜めだった。

オレは制服を着終わると言う。

「え〜っと…2人って知り合いなの?」

オレの問に斗真は答える。
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