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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第8章 標的04「極寺隼人と山本武 来る!!」


「んなこと言ったって!」

「テメェ…何者だ?」

隼人の言葉に私は視線を向けながら言った。

「僕? 僕はツナの親友の空乃だけど?」

私はツナを立たせる。

「テメェはただ者じゃないな…導火線のみを上手く消しているのがその証拠だ」

私はニヤリ笑いながら言った。

「…だって僕の恩師のかいあって出来る芸当だからね」

「ちゃおっス」

「「ッ!」」

いつの間にか私の頭上にリボーンが居る。

てか本当いつの間に…?

「リボーン」

オレの呼び掛けにリボーンは言った。

「思ったより早かったな、極寺隼人」

「ええ? 知り合いなの?」

オレの問にリボーンは言う。

「ああ オレがイタリアから呼んだよだぞ」

「ええ!?」

リボーンの答えに驚くオレ。

私は然り気無く窓側へ移動し、3人の話を無視しながら別の事を考えていた。

さっきから誰かの視線を感じるんだよなぁ…危険は無いって相棒は言ってるから良いんだけど…それも複数なのよね。場所からして1年の校舎辺りからか…そう言えばお爺ちゃんが言ってたっけ…私にも守護者が居るって…一応はアレは常に持ち歩いているけれど…

ドカアンッ、ドカアンッ…、隼人とツナの戦闘が始まる。

久し振りに見たけど威力が上がってるけどまだまだ改良が必要ね〜…あ…リボーンが銃を構えてる

「死ぬ気で戦え」

そう言いながらリボーンはオレに向かって死ぬ気弾を撃つ。

パンッ、「復・活!!! 死ぬ気で消化活動!!!」

ズコッ…、私はツナの考えにこけかけた。

隼人はダイナマイトを放つがツナは消す一方だ。

あ、隼人の奴危ない事するつもりね。
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