• テキストサイズ

その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第7章 標的03「最強ヒットマン リボーン来る!!」


心配するリボーンに私は微笑みながら言った。

「ハハハ…ありがとうリボーン、心配してくれて」

リボーンはボルサリーノを深く被ると言う。

「生徒を心配するのは当たりまえだぞ」

腕時計を見ると放課後の時間になっている。

保健室を出て教室に戻るとツナたちと京子が居た。

「ッ! おう! 斗真! 動いて大丈夫なのか?」

武はニカッと笑いながら私に声をかけた。

「「ッ!」」

ツナと京子も武の声で振り返る。

私は武の問に頷く。

なんかツナの表情が少し暗いし、京子も気まずい雰囲気をかもし出しているし…

私は武を見て小声で言った。

「……あの後、何かあった?」

私の問に武も小声で言う。

「2人してお前について口論になってんだよ」

「え!?」

私は瞬きをした。

2人が私の事で口論を…?

私は2人を交互に見て言った。

「ツナ、京子ちゃん…意見があるなら直接僕に言って…2人が喧嘩するのを僕は望んでいないから」

オレは言う。

「……空乃君はあの試合で使っていたあの携帯棒での戦いって何処で覚えたの?」

彼の問に私は答える。

「言ってなかったっけ? 僕がイタリアは戦闘が日常な国なんだ。要するに治安が悪いって事…

だから護身術や護身用に武器を持っているんだよ。因みにこの戦闘スタイルの

指導はツナ、君の所に居る家庭教師のリボーンで、そして僕は彼の一番弟子だよ」

「っえ!? 空乃君がリボーンの一番弟子ぃ!?」

驚愕する彼に私は出来るだけ話せる範囲で話した。

話を聞き終わったツナたちは納得した顔をしている。
/ 402ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp