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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第7章 標的03「最強ヒットマン リボーン来る!!」


持田の言葉にピクッと彼は反応するとリボーンを見て言った。

「……リボーン…オレ…どうしたらいい?」

問い掛けるその瞳は決意と怒りが見える。

リボーンは笑うと言った。

「フッ…ようやくオレの出番の様だな」

チャカッ、リボーンはツナに銃を構える。

「え?」

オレは瞠目し瞬きをした。

「いっぺん死んでこい」

ズガンッ、リボーンはオレの額に銃を撃ち込んだ。

オレは思った。

(こんな事になるならオレが斗真君の代わりにやってれば……でも彼が京子ちゃんを守ってくれと頼ん出来た。……ならば俺は……それをやらずに死ぬなんて…)

パンッ…、「復・活(リボーン)!!! 死ぬ気で先輩から一本とって京子ちゃんを守る!!!」

復活してパンツ一丁になったツナは道場に戻る。

「イッツ死ぬ気タイム♪」

リボーンはニヤリと笑う。

そして、彼は見事に持田の髪をもぎ取って勝利を納め、京子に気に入ってもらえたそうです。



目を覚ました私は辺を見た。

保健室……あぁ…私……あのまま気絶したんだ。右手を出して腕輪を見ると石は光ってないから共鳴が終わったか…そう言えば試合はどうなったんだろう?

内心で疑問に思って居ると風が吹く。

リボーンが言う。

「ツナが見事に勝利したぞ。今頃起きるとはお前、あんまし眠れてねぇのか?」

リボーンの問に私は苦笑いする。

この力についてはまだ話せないからね…

私は頷くと言う。

「アハハ…そんな所です」

リボーンはため息混じりに言った。

「ハァ…あんま無理すんな。ここは向こうとは違うんだからな」
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