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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第7章 標的03「最強ヒットマン リボーン来る!!」


「あれ? 君さっきのリボーンだっけ? 何で僕の部屋に?」

リボーンは言った。

「もう話をはぶらかすな……彩花」

私は瞠目する。

リボーンは話す。

「1年半振りか? 素性も何もかも隠してたみてぇだから直で話すまで気付かなかったぞ」

「……で、用件は?」

私の問にリボーンは問う。

「お前はツナの味方と捉えて良いんだな?」

私は瞬きすると笑いながら言った。

「……アハハハ! 何それ! 聞くも何も僕はツナの味方に決まってんじゃん! あぁ…お腹痛い」

リボーンは話す。

「なら良いんだぞ。いつかちゃんと話してくれる日をオレはあの日からずっと待ってるからな」

私は瞬きした。

あの日とは恐らく、私が精神的に酷かったあの頃の事だろうか?

私は言う。

「言われなくてもそのつもり。でも今はまだその時じゃないな」

リボーンはボルサリーノを深く被ると言った。

「暫く見ねぇうちにお前、随分と変わったな」

リボーンの言葉に私は微笑むと言った。

「フッ…そりゃどうも」

リボーンはそのまま彼の部屋に続く窓へと戻って行く。

そりゃ…貴方が居なくなってから私の相手はずっとⅠ世達とだったから変わるに決まってる。リボーンが来ることも何故か分かる様になっているし超直感が冴え渡っているし、さてと明日の用意しなきゃな…

私はキャリーからあるモノを取り出す。

「携帯用だけど無いよりましだろうね」

私は明日の為に早めに就寝した。



翌朝、ツナたちと共に学校に来ると何故か騒がしかった。

あぁ…持田の仕業か…

私が内心で呟いていると剣道部の部員が前に来た。
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