• テキストサイズ

その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第7章 標的03「最強ヒットマン リボーン来る!!」


持田は驚愕するとバッと後ずさる。

私は先輩に畏怖の気を放っていた。

たかが県内のトップだとは拍子抜けだなぁ…

彼は内心で愚痴りながら私は言う。

「なら先輩、僕と剣道で勝負しましょうよ」

「ッ!? 何?」

持田は驚愕している。

彼は言った。

「これでも少しは剣道を少しかじってましてね。先輩に

どれくらいの実力があるか見てもらいたいんですよ」

持田は話す。

「良いだろう。ならば明日の放課後、体育館にて対戦しようではないか。オレが勝てば京子はもらうぞ」

彼は冷めた目で持田を見て言う。

「なら僕が勝てば良いですね」

彼は振り返って私の頭を撫でた。

私は咄嗟の事で瞬きをする。

彼は微笑みながら言った。

「フッ…さ、帰ろうか笹川さん♪」

彼は私の手を引く。

先輩が何かを言いかけたけど空乃君が目力で黙らせた。

帰り道を歩く彼に私は言った。

「彩ちゃん…本当に大丈夫なの? 待田先輩は強いんだよ?

彩ちゃんが怪我しないか私…心配で…」

彼はため息を吐くと言った。

「ハァ…京子ちゃん過保護すぎだよ。それに今の私は昔の私とは違うから……だから安心して…ね?」

「…うん」

微笑む私に彼女はやっと少し笑ってくれた。

彼女を家に送り届けてから私は家に帰宅する。

「ん?」

私は違和感を感じた。

自分の部屋からよく知った気配がしていた。
何でツナの家に居るはずなのに…?

私は内心で疑問に思ったが止めた。

部屋に入ると案の定懐かしき友人であり、恩師でもあるリボーンが窓辺に立っている。

私は言う。
/ 402ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp