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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第7章 標的03「最強ヒットマン リボーン来る!!」


私は座りながらさっきの話題を話す。

「さっき奈々さんがツナに家庭教師付けるとか言ってたよ」

「っえ!?」

オレは驚愕すると言った。

「家庭教師!? 空乃君が居るのに要らないよ!」

頼ってくれてるのはものすっごく有り難いけどそれを向けるのは私ではなく君の自称右腕と言って聞かない隼人に言ってやりなよ(汗)

私は内心で呟くと続けた。

「僕は勧めたよ」

「っえ!? どうして!?」

驚愕するオレに彼は言った。

「僕だっていつもツナの勉強を見れる訳じゃないんだよ? そうなると家庭教師が居た方が良いだろう?」

「うぅ〜…」

彼の言葉にオレは唸りながらブツブツ言っている。

ごめんねツナ。これは貴方の為でもあるんだよ

私は内心でツナに謝る。

するとふわっと風が吹く。

意外に早く来たわね♪

呼び鈴が鳴ると奈々がツナに出てほしいと頼んできた。

「まったく…空乃君、一緒に来てくれないかな?」

彼の言葉に私は瞬きすると言う。

「良いけど…どうしたの?」

オレは話す。

「何となく空乃君に側にいてもらいたかったんだ。ごめんね変な意味じゃないから!」

彼の反応に私は微笑みながら言う。

「ハハハ…分かった。僕で良ければ居てあげる」

「ッ! ありがとう! 空乃君!」

満面笑顔のツナ、しかと受け取りました!!

内心で喜びながらツナと共に下に降りる。

ガチャッとツナは玄関を開けると相手が居ないのかキョロキョロしていると下から声がして見ると全身黒一色のスーツに黒とオレンジのボルサリーノを被りそこに相棒のカメレオンを乗せた元家庭教師のリボーンが居た。
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