• テキストサイズ

その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第6章 標的02「5年越しの運命の再会 来る!!」


「アリアさん…近々また延命しに行かなきゃね」

そう言って私はペンダントを握りしめた。

「白蘭がこっちに来ている。まだマーレの適合者と選ばれてる感じはしないけど」

でも相棒は要注意と言ってるなぁ…

「ハァ…」

私はため息を吐くと制服を脱ぎ、体に着けてる物を外した。

まだ目立つまでには至ってないがそれも時間の問題だろう。

普段着を着るとお風呂セットを持ってお風呂に入る。

さっぱりした私は彼の手紙の裏に何か書いてある事に気付く。

「コレって…」

流石、隼人ね。

肝心な用件を私たちにしか分からない様にしている。

追進
[あの晴のアルコバレーノであり、最強のヒットマンことリボーンさんが9世の指示で日本へ向かわれます。恐らく後から俺も行く事になると思いますが、予定通り知らぬ振りを通します。ではまた会える日を。

極寺隼人]

私は微笑む。

リボーンと隼人が来る。楽しみなんだけどちょっとまだ会いたくない気持ちがぶつかっている。変な気持ちだなぁ…あ、そういえばあの箱忘れる所だったわ

私はキャリーから目当ての箱を取り出す。

黒と綺麗な水色で装飾されたその箱を改めて見て相棒がそれを開ける覚悟は在るかと問い掛けてきた。

「覚悟なんてあの時から決まってる」

私はフッと笑うと箱を開けた。

「ッ!?」

何故か内側から光が溢れる。

一見シルバーアクセサリーみたいだが違うと相棒が訴える

これは私と守り手たちの物である事が分かった。

「……これがナトューラアクセ」
/ 402ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp