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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第6章 標的02「5年越しの運命の再会 来る!!」


草壁はそれを見ると「付いて来なさい」と言ったので後を付いて行く。

なんかスゴい視線感じるなぁ…(汗)

内心でそう呟くと草壁は私と校長室に入ると言った。

「校長先生、本日、我が校に来た転入生をお連れしました」

校長は振り向くと頷く。

優しそうだが何だか弱い人だなと私は見た目で思った。

証明書を読んだ校長は草壁に何かを言うと私を連れて校長室を後にする。

草壁は移動しながら言う。

「お前のクラスは1-Aだ。担当教師には俺が言っておく」

草壁はそう言うと職員室に入って行く。

暫くして、担当教師と草壁が出て来た。

あ、この教師はあの偽造教師じゃん!

私は内心で呟く。

草壁は私を見て言った。

「後は担当教師がしてくれる。俺は仕事に戻る」

私は頷くと言う。

「はい。ありがとうございました。僕の名前は空乃斗真って言います。

あの…先輩のお名前は?」

草壁は言った。

「3-A、草壁哲(くさかべ てつ)だ。風紀委員の副長をしている。風紀が乱れた事があれば俺に言いに来い」

「はい」

私が頷くと草壁は行ってしまうと調度チャイムが鳴ったので担当と共にクラスへ向かった。

担当は言う。

「呼んだら入ってこい」

担当の言葉に私が頷くと担当は先に教師へ入って行った。

中では転入生が来たんだよね! とかはしゃぎまくっているなぁー

「スゥ…ふぅ~…」

私は深呼吸した。

大丈夫。ここからが私の試練の始まりなんだからここでがんばならきゃ死んでも死にきれない!
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