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その哀しき運命(さだめ)を少しでも変えたくて

第2章 プロローグ2「やって来たあの世界、でも何で最初から難題!?」


綱吉の手を握りしめると私は言った。

[私の身に様々な災厄が訪れてくるでしょう。でも…

貴方たちや綱吉たちを守る事が出来るのならこんなに光栄な事はありません]

彼女の言葉に2人は寂しそうな表情をする。

私は言う。

[お2人共…そんな顔をしないでください。心配しなくても直ぐに死に急ぎませんよ。

私には貴方達を守ると言う大きな役目があるのですからそれが

果たされるまでは死んでも死にきれませんからね]

ボゥッと彼女を淡い炎が包む。

[あら?]

瞬きする私。

2人は彼女が死ぬ気のしかも純度の高い炎を出した事に目を見開いて居た。

[どうやらこの世界と器に彼女は完全に認められた様だな]

[え?]

Ⅰ世の言葉に綱吉は彼女を見る。

私は言う。

[まだ動くにはまだ体が未完成みたいだからもうしばらくは待ちます。

その間は貴方は眠ってみては? 無理矢理起こされたから眠れてないでしょ?

綱吉も先程力を使い果たした状態なのにあまり無理をしないで]
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