第4章 ●香りに誘われるがまま*緑間真太郎
ハァハァと短く呼吸しながらゆっくり身体を起こした咲良は、四つん這いになって俺のズボンへと手を伸ばす。
ベルトをカチャカチャと音を立てながら外し、チャックを下げる。
そして下着をずらすと、自分でも驚くほどに大きく反り返り、硬く勃起したものが飛び出してきた。
咲良はそれを優しく掴み上下に扱く。
そのまま口を大きく開け陰茎をパクッと咥えた。
咲良の口内は熱くて、少し粘り気のある唾液が絡み付いてくる。
口を窄め頭を上下に動かし、入りきらない根元は手で絞るように愛撫する。
「咲良…っ、もう、いい。そろそろ、欲しいだろう…?」
「んぅっ、…早く、ちょうだい…?」
俺の陰茎から口を離し、もう一度寝転んだ咲良。
大きく両足を開き、自分の秘部を両手で拡げて見せる。
…なんて、厭らしいんだ。
普段は性的な部分など微塵も感じさせない咲良が、俺の前だけではこんな姿を見せてくれる。
そのことに異常に興奮した俺は、限界まで勃ち上がった自身に手を添え一気に咲良のナカに突き立てた。