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植物図鑑【リヴァイ/進撃の巨人】

第4章 「ヘクソカズラ」





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今でも部屋から一番遠いフェンスに



ヘクソカズラを
一本残してしまうのは未練だろうか。



私はまだ何かを期待してるのだろうか。



......ヘクソカズラなんて



ロマンチシズムの
カケラもない名の雑草に!



さやかは部長より
半歩下がった位置をキープしながら、



真夏日の焼けたアスファルトを歩いた。



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