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恋して、ヴァンプ
第1章 恋して、ヴァンプ
ふぅー、と、小さく息を吐き出しながら。
立てた膝へと顔を押し付けた。
また、やった。
あんな顔されて、我慢なんてできるはずないじゃん。
全身で、俺を欲しがって。
女として、雌として俺を誘惑して。
俺なしじゃ、いられないくらいに。
もっともっと、淫らに乱れてよ。
凛。
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