• テキストサイズ

「新テニ×マヨイガ」理想のペア、マイマイと納鳴村脱出!!

第1章 理想のペア、マイマイと納鳴村脱出!!



 「サーブで追い払いますか」
 木手はポケットからテニスボールを取り出し、大きなレジ袋のモンスターへサーブをしました。



 「んじゃ、オレも」
 丸井も木手のサーブを見て、自分もポケットからテニスボールを取り出し、大きなレジ袋のモンスターへサーブをします。



 木手、丸井がサーブした順に、大きなレジ袋のモンスターに命中しましたが、効いていません。モンスターは怒り出し、中身のものを投げつけ、反撃してきます。



 「いてっ、こらー、食べ物をそんな扱いするんじゃねえー」



 「あなた、ポテトチップスを食べている場合ですか」
 大きなレジ袋のモンスターが投げてきたポテトチップスを食べていた丸井からお菓子を取り上げた木手です。



 「あ、そうだったな。わりぃ、腹減っちまった」



 「マイマイさん、顔色が優れないようですが」
 木手は、まだ男子高校生を見て真っ青な表情で固まっていたマイマイに話し掛けます。



 「大丈夫、あいつや、あの大きなレジ袋の正体、解っているから。ナナキよ」



 「ナナキ?」



 「ナナキって何ですか?」

 首を傾げる丸井と木手に、マイマイはナナキについて簡単に説明をします。
/ 12ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp