「新テニスの王子様」理想のペア、Staring eyes
第9章 最終章 Staring eyes タイブレーク!!
幸村「本当ですか?」
顔は笑っているけど、相手の嘘を見抜き、言葉にトゲが少しあった幸村でした。
そんな幸村にびびっていた高校生Jは、
高校生J「あ、ああ、本当だ」
と、あくまでとぼける様子でいました。
柳生「やはり、あなた方、怪しいですね」
相手を騙そうとしている顔を見ればすぐわかる柳生が言います。
芥川「本当は木手くんの居場所、知ってるC?」
と、芥川も両腕を後ろにやり、細目で高校生Jを見ました。
高校生J「し、知らねーよ」
幸村「じゃあ、向こうにいる人たちはどうして固まっているんだい?」
柳生「それは幸村くんが彼らの五感を奪ったからでは?」
幸村「いや、僕は何もしていないよ」
丸井「やっぱり、あんた、何か知っているんですね」
そう言ったあと、丸井はいきなり、高校生Jの胸ぐらをつかみます。
高校生J「!」
丸井「木手をどこにやったんだ!? ああ!?」
高校生J「ぐっ!」