第7章 Staring eyes５ー５(ファイブゲームスオール)

　手塚「丸井が狙われていることについては把握できた。しかし、なぜ、丸井は木手を避けているのか？」



　不二「関係あるかもしれないよ。その高校生たちに」



　跡部「誰が？」　


　不二「木手くんが」



　平古場「それはないさぁ。あいつら、卑怯さぁ。永四朗をボス呼びして、まるで永四朗を自分たちの仲間だと丸井に思わせてさぁ」



　知念「ただ、本人が余計なこと言って結局、丸井を誤解させたさぁ。オレら、キャプテンを説得したが、一人にしてくれえ、言われてしまったさぁ」



　跡部「木手の奴が、ややこしい真似をしたようだな」



　不二「どのみち、あの高校生八人からやっつけないと、丸井くんと木手くんの人間関係は微妙のままだ」



　白石「オレも手伝うで、奴らを倒すの」



　跡部「オレと白石と手塚と不二は五番コートの四人の奴らを倒すの決定だな。あとの六番コートの四人だが、ま、誰でもいい。倒してくれ」