「新テニスの王子様」理想のペア、Staring eyes
第3章 Staring eyes 1ー1(ワンゲームオール)
甲斐・田仁志・平古場・知念「?」
いつもと少し様子がちがったテニス部部長に不思議がっていた比嘉中メンバーでした。
木手はチャンスがある時間に、丸井に声を掛けようと思っていましたが、合宿所に着いてからそんなに経たないうちに、ボール拾い合戦が始まってしまいます。
木手「人数制限のためにボール拾い合戦とは」
丸井「よし、これを持っていればいいんだな」
高校生A「お前のそのボールはいただくぜ」
突然、高校生Aに絡まれる丸井です。
丸井「ちょい、ボールは他のところにもあちこち落ちているじゃねえか。何でオレから……」
高校生B「うるせえ。中学生連中がたくさんボール取ってもう転がってねえんだよ」
高校生A「かくなる上はお前からボールを奪い取る!」
丸井「ここは、逃げるが勝ちだな」
高校生B「あ、あいつ逃げたぞ!」
高校生A「待ちやがれ」
丸井「あの人たち、何でオレばっかり追いかけてくるんだよ。自分たちよりオレが背低いからって弱いものいじめかよ。良くないだろい」