「新テニスの王子様」理想のペア、Staring eyes
第2章 秘密の修学旅行が今、始まる!
柳生が行ったあと、入れかわりに比嘉中メンバーがやってきました。
平古場「お、永四朗、ここにいたか。あれ、あの赤い髪の……」
甲斐「立海の丸井のことを知ってるのか? そういやぁ、木手はここに来てからたまによく丸井のことをじっと見ていたさぁ」
知念「ああ、最初のボール拾いのときとか、ダブルスに見せかけたシングルス対決のときとか、勝ち組の練習メニューをこなしていたときもキャプテン、丸井のことをよく見てたさぁ」
甲斐「で、知ってるのか?」
平古場「ああ、確か彗(けい)くんと1年前、ソーキソバ大食い対決してたさぁ」
彗くんとは、田仁志の下の名前です。
田仁志「お、思い出したさぁ! おーい!」
と、田仁志を始め、比嘉中メンバーが丸井と木手のところへ駆けつけたところで、今の試合は中止となってしまったのでした。
一方、何も知らず、1年前の修学旅行のことなど忘れていたジャッカルは、丸井と勝ち組・負け組や、宿舎部屋が分かれてしまった寂しさをまぎらわすために他校の相手を探し、ふてくされファイトをしていましたとさ。
ジャッカル「ファイヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」