【ONE PIECE】サキエルがほほ笑むのは...
第97章 ※突貫工事※
「親父…」
「おやっさん、挨拶もしねェで…」
「構わねェよ、ネコマムシ…元気だったかァ?グララララ」
「もちろん!」
『ほら、マルコ、親父様もこう言ってるし』
マルコはまだ何か悩んでいるようだ。
「俺も…連れてってくれないか。」
親父とはまた違った方から声がしたので見てみるとそこに立つのはイゾウだった。
「俺もこの戦いには参加しなくちゃならねェ。頼む親父」
「グララララッ、勝手にしろォ、バカ息子が」
「すまねェ!」
『ほら、イゾウが行くことも決まったよ!マルコ!ね!』
「はぁ…わかったよい」
「このご恩忘れはせん」
「気にすんなァ、こんな奴らで役に立つなら連れてってやれェ」
「ありがとうございます」
ネコマムシはまた深々と親父様に頭を下げた。
「で、出発はいつにする予定だよい」
「明日だ」
「急だな。」
「仕方ない…わがらは急いどるぜよ」
『送ろうか?』
「いや、名案があるから大丈夫だぜよ」
マルコもイゾウも怪しんだ目をしていた。
『そう?ならいいけど…じゃあ、2人は準備を。』
「そうだな、俺は船で準備するよい」
「俺もだ」
「ネコマムシ…時間はあるだろう?飲んでけェ」
ネコマムシは親父様とどうやら飲みながら話をするようだ。私はどうしようかと思っていたら…
「お前も準備手伝えよい」
『え?』
マルコに連れられて船に戻ることになってしまった。
「おーおー、派手に部屋を変えたねい」
『あ、そう、いいでしょ?』
「俺はアンと過ごせるからどこでも構わねえよい」
『ん…マルコ…準備って言ってなかった?』
「あぁ…」
『なら、何でッ…胸…っア』
「しばらく離れるんだよい?満足させてくれんだろうねい」
『やっ…ちょっ…』
「防音対策したんだろい?これならどんだけ喘いでも誰にも聞かれることがないからいいねい」
そう言いながら、マルコは私の胸をやわやわと揉み始めた。
『ンッ…やめッ…マルコッ』
「夜はまだまだ長いからねい、楽しませてもらうよい」
意地悪なマルコ…明日からいないのかなんて考えながら私も少しは寂しく思っていたので雰囲気に流される形でマルコと共にした。
ーーー
『や…も、むりィ…』
「まだまだできるだろい?」
『もう5回以上も…っぁぁあ』
「数えられるならまだ余裕だねい、俺はまだイかないよい」
だか潰されたのは言うまでもない。