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【ONE PIECE】サキエルがほほ笑むのは...

第94章 永遠の誓い


「アンッ!お前は無理をせず、大切な人を信じ、支え、これからも愛し合うことを誓うか?」
『もちろん!誓います!!』
「グララララララッ!!みんな見てたからこれで俺たちがこの夫婦の証人だァ、しっかり見届けてやれェ!」

ワァーーっと歓声が沸き、再びフラワーシャワーが始まった。

『ありがとう!』
「おめでとう、アンちゃん!」
「おめでとう!これからも僕の相手もしてよ!」
「おめでとう、また着物着て出かけような」
「「「「おめでとう!!」」」

みんながお祝いしてくれる中でもブスッと1人だけ不機嫌な顔をしているエース。

「…おめでとう…認めたくねェ!でも!俺は兄ちゃんだからな、アンの幸せを1番に考えることにする!!マルコ!!!アン泣かせたらぶっ飛ばすからな!!!」
「了解だよい」
『ありがとう、エース』

おめでたいムードそのままに祝いの宴に変わった。飲んで食べて、ケーキも食べて、サボが来て抱きついてきたらマルコに蹴られたら、おじいちゃんの号泣は泣き止まなかったり親父様に慰められてたり。
ほんと色々あった。静かになってきたのは月が高くなってきた頃だった。飲み過ぎたみんなは甲板で雑魚寝している。

服を着替えてほっと一息、マルコの部屋で2人で乾杯をしていた。

「忙しい奴らだよい」
『ほんとにね』
「まさかこんなことしてくれるとは思わなかったねい」
『ほんとに。びっくりしたよ、でもマルコのスーツ姿似合ってたよ』
「アンのドレス姿も綺麗だったよい」


どちらともなく褒め合えばクスリと2人で笑顔になった。明日からもこの幸せが続くんだと心が弾んだ。

「アン…まだ体力あるよな?」
『へ?』
「俺はもう我慢はしねェと伝えたよい、ドレス姿のアンをみた時からここはもう疼いてたよい」

ベッドに倒されて押し付けられたそこはもうかなり膨張しており、その大きさを主張していた。

『あ、いや…でもここ、声が…んっ…!』
「声はアンが我慢するか…キスで黙らせといてやるよい」
『や、だぁ!』

マルコはそう言って着ていた服を手早く外していくのだった。
ーーーーー
もちろん、翌日喧嘩になったのは言うまでもなく、船の中ではヒヤヒヤした空気が流れていたという。
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