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【ONE PIECE】サキエルがほほ笑むのは...

第79章 出航


東の港ね…そう思って、船を引き寄せるようにした。ガラガラッとそこらへんある瓦礫がドンドンと持ち上がって行った。

『…藤虎…』

これは一度潜るかと思って海に潜った。近くまでモビーを運べたようで東の港を見ると連結した橋がつながっており、船が何隻かいた。

『邪魔だな…』
[アン…こっちはいつでもいけるよい]
『はーい』

シュッと勢いをつけて橋に上がるとみんなについて行くように走った。

「ん、あれ、おまえ…」
『あ、ゾリくん!』
「なにしてんだ?こんなところで」
『んー、ちょっと出航でも手伝おうかな〜と』
「そうか…」
『ルフィは?』
「前にあるでかい船に向かった。」
『そ、ありがとう!月歩!』

月歩で前に進んでいくけど、ルフィの姿はなくとてつもなく大きい船のメインマストの上に座った。しばらく待つとルフィや他の奴らも船に上がってきたようだった。

『この船、モビーより大きそう〜』
[アンよい、どうなってんだい?]
『んー、なんか大丈夫かも。』
[は??]

ルフィたちは何やら揉めているようだった。するとドーンと大きな大砲音が響いた。

『なに。敵かな…』

剃で海面を移動するとそこには何隻も連なる船がいた。

「“5億の首”麦わらのルフィの首を差し出せ!!」
「俺たちとドフラミンゴとでけェ取り引きをしてた!!全てを無駄にしやがって!!」
「我々は貴様を恨む者たちの連合艦隊!!王が変わったなら“リク王”にも落し前をつけて貰おうか!!」

ドンドンと打ってくる大砲…

『大水反膜!!』

全ての砲弾を止めて、海へ落とした。

「何者だ貴様!!!」
『あんたの狙っているやつのお姉さんよ。さらに上にご注意を!』

ガラガラとドンドン降ってくる瓦礫の山は船を壊し海に沈んでいった。

「くそっ!!まだ、残ってるぞ!!」
「おまえ一人でなにができるんだ!?」
『誰が一人なんて言ったの?』

手を上に持ち上げると、ザザザッと大きな水しぶきを上げてモビーが現れた。

「「なっ!!!!」」
「「「白ひげェェェエ!?!?!」」」
『ふふ、ここからは誰も手出しさせないわよ?』
「俺たちの弟だからな出航くらい守ってやるよ」
「ここからは俺たちが相手だよい」

「くそ、白ひげなんでこの海域に!!」
「やっちまえ!!」

いくつか残っていただけの船で何ができるの?
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