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【ONE PIECE】サキエルがほほ笑むのは...

第75章 決戦の地


王宮の下では未だ戦っているものがいたが…この2人は“我、関せず”の精神で無情に下に降りていった。

「アンお姉様〜ッ!!」
「あ?」
『あ、痴態君』
「なんだ、あいつか…降りるぞ、サボ」
「おう!」

さらに下に降りていく。

「よっと…じゃあその体のこと話してもらおうかな。」

ようやく地面についた時サボが言った。

『だから、不可抗力だ。』
「だいたい、前から言ってんじゃねェか!服を着ろよ!」
「『お前もな!!』」

エースに言われても説得力が皆無だ。

『とりあえず…この服気に入ってたんだけどな…』

ドレスをビリッと破る。

「わ、わ、何やってんだよ!?!!」
「役得ー」
『は?邪魔なドレス脱いでるんだけど。』

思いっきりドレスを抜き去ると、下にはストラップレスの白いバンドゥビキニを着ていた。

「「ブッ!!!」」
『なに…汚いな…』

体の中に手を入れてショートパンツと半袖パーカー、その他小物類出した。

「どこから…」

ショートパンツと履いて、レッグシースをつけてダガーを入れる。パーカーの裾を胸の下でしばって、ネックレス、ブレスレットをつける。

『よし、準備OK』
「お前、それ…」
『うん、全部持ってた。まぁ、記憶ないときはしまってたからネックレスとブレスレットくらいしか着けてなかったんだけど。』
「その傷…」
『あー…見苦しいか…』

そこは親父様のマークが彫られていた所で今は大きな傷跡になっている。

『跡はまた彫ればいいから…』
「そうだな…生きてりゃ何度でも…な?」
「いや、彫らせねェし。」
『でた、エースの過保護…んなことより、今は慈善活動でもしようかな。』
「そりゃ助かる…」

まだまだ安全なところに避難できてない人もいて、周りも所々燃えていたりする。

「俺たち海賊だぜ?」
『親父様の名前に箔がつくだけなんだからいいでしょ?』
「ま、俺の手伝いだと思って…な?」
「しゃーねェか。あ、言っとくけど…アン。」
『ん?』
「俺、そのキスマークについては助けてやんねェから」
『えっ!?!いいじゃん、双子でしょ?』
「お前は危機感がないからそうなんだ!マルコとかにコッテリ絞られろ!!」
『そんな〜』

サボは瓦礫の下にいる人たちを助けたりしていた。

『水球…』
「よっ、ほら坊主歩けるか?」

私は炎を鎮火しながら動いた。
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