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【ONE PIECE】サキエルがほほ笑むのは...

第52章 愛と情熱とオモチャの国


「おーい、これ確認してください」
『はーい…』
「あれ、マルコ隊長は?」
『ん、ちょっとね。』

蜃気楼を使って見えなくしているので、ゆっくり眠れていると思う。

『はーい、ここの箱とこれはオッケー。次ー』

今日はいつも通りの格好をしているのでハッチの前に立ち、中身と物の数、質を確認して中に進めていく。

「よ、お疲れさん。」
「マルコじゃなかったの?」
『おかえり、サッチ、ハルタ! マルコはちょっとね〜』

クスッと笑みを浮かべながらも確認していくと、“気になるんだけど”とハルタたちが必要以上に迫ってくる。

『そろそろかな…』

かれこれ6時間はたっただろう。いくら寝坊助と言えど(エースは含まない)そろそろ気がつくはずだ。そう思い、人差し指をスッと動かして粘球は回収しておいた。

「なに、そのドロドロした水」
『あぁ…海水』
「へー、新しい技?」
『まぁね。』
「アン副隊長!!こちら終わりました!」
「こちらも大丈夫です!!」
『はーい、じゃハルタ隊もサッチ隊も終わりだね。お疲れ様!』

箱を持ち中へ入ったその時だった。ボウッと瞬間的に上がる青い炎。きっと蜃気楼を消したんだろうと横目で見ていた。









Side.Marco

朝からアンに下劣な目線を向けてた野郎を全員ボコボコにして、“いつもの仕事でもするかい”と思って行動した。がやはりここ5日間程よく寝ていないこともあり、今日がいい天気すぎることもあり眠い。

『マルコ、眠い?』

流石にこの質問には驚くしかなかった。そのあとはもうほぼ雪崩れ込む形だった。いきなり首筋に走った冷たい感覚と力が抜けていく身体に驚きを隠せなかった。

そして、倒れ込むようにアンの膝。膝枕って…よい。

目を開けようとすればピチョンと乗るおそらく水。力を抜けている体では対抗もできずされるがままだった。そして、その温度と心地よさに俺は不覚にも眠ってしまった。
あまりのうるささに薄目を開いてみると、自室じゃないことに一気に意識が覚醒した。

「ッしまった…やられたよい」

空を見るとすでに日は傾いてきており、周りには各隊員たちが荷物を搬入していたが、誰も声をかけにこなかった。

「見えてない…のか?」

アンの能力か。自身の力が使えることを確認したら、瞬間的に火を上げて、能力を破った。
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