【ONE PIECE】サキエルがほほ笑むのは...
第51章 初恋
かかと落としを喰らって約1分。今は2人仲良く正座で説教されてます。
「だいたいなぁ、おまえらは周りを見る能力がなさすぎるよい!こんなになって、船が壊れたらどうするつもりだったんだよい!!」
「すみません。」
『ごめんなさい。』
「訓練としてするのは構わねぇ!だが、隊長と副隊長が本気で能力発動してたら隊員に示しがつかねぇだろい!!」
『「はい…」』
「今度したら海に叩き落とすからなぃ!!」
『私は問題ないけど…』
ゴンッともう一発拳骨を喰らう。
「あと…お前たちはもっと服きなさい!!」
後ろからサッチが来て、次に説教を始めた。
「エースはいつものことだとしても!アンちゃん!そんなにスタイルさらけ出して、見なさい!前屈みで走り去っていく可哀想な奴らを!!」
『え?』
たしかに横を見ると前屈みで走っていく人たちがちらほら。
『私だって親父様をさらけ出したい…』
「でもね!そんな美味しそうな体でポヨンポヨン揺れる胸で惜しみなく前で暴れられたら男はみんなやられちゃうの!そこを分かって!!」
『…え、あ、うん。ごめんね。』
「わかればいいッ!」
『分かったけど…私服着ないよ?島以外で。』
「全然分かってない…!」
『だって、言うけどマルコだって、イゾウだって、ビスタだって、エースもみんな基本服ちゃんと着てないじゃん!!不公平だ!』
「お前は女だろい?」
『別にいいじゃん。』
立ち上がるとポヨンと揺れる胸…。
「あ、トイレ!!」
「俺も!!」
「っむりだ!」
「ほら見なさいー!!」
「俺たちも男だ。女のそんな格好見ると理性が揺らぐってもんだよ。アン」
『イゾウ…』
「せめて、もう少し面積のある水着にしな。」
『…可愛いのに〜これ』
「よく似合ってるさ…だが、島まだまだ少しあるんだ。襲われるのは嫌だろう?」
『みんなが守ってくれるでしょ?』
(((はぁー、この子はッ/////)))
ニコッと笑うと頭を抱える人が何人かいた。
『親父様がダメって言ったらやめるね!』
その後親父様に聞いた。
「好きにしろォ」
『だよね!!』
「自分の精神力も管理できねぇ軟弱者なんて男やめちまえ!グララララッ!!」
『ね、いいって言ったでしょ?』
「「「「もう好きにして/ろい!」」」」
『ふふん!』
私はすごく満足だった。
「そういえば、そのマーク…」