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【ONE PIECE】サキエルがほほ笑むのは...

第2章 海の兵として生きる


『おはようございます。青キジさん。』
「ん、おはよ。急で悪いんだけど、昨日の会議で決定したこと話すね…こいつが」

青キジさんに指さされて出てきたのは、眼鏡をかけた男性

「大将青キジの監視を主にしている、ユギ中将だ。君が新しく入った、アンさんだね。この人のところは大変だと思うが、期待している。」
『よろしくお願いいたします!』
「で、話は変わるが…これから君には大将とともにある島に行ってほしい。その島に近々天竜人が上陸するようだ。その警護にあたってもらいたい。」
「つまるところ…アンちゃんの初任務ね。まァ、おじさんと一緒なんだけどね。」
『おじさんって…青キジさんは十分いい男性だと思いますよ…フフッ』
「お、そんなこと言われたらおじさん嬉しくて本気出しちゃうよ~」
「大将…からかって遊んでないで…」
「あァ~、はいはい。じゃ、15分後に出航するから…準備してきてね」
『はい、かしこまりました。』

部屋に戻り、荷物をまとめるとすぐに船に向かった。

「お、きたね…そんなに少なくて大丈夫??」
『問題ありません。』
「そ、じゃあ…出航~」

なんとも間延びした掛け声だ。まぁ…この人はこれが当たり前なんだろうけど。

『そういえば、場所聞いてなかったんですが…どこの島に天竜人は向かうんでしょうか?』
「あァ…なんつったかな~」
「ゴア王国ですよ。今革命軍がいるかもって噂になっているみたいです。」

今…この人はなんて言ったんだろう…

「あらら~、どうしたのアンちゃん。顔真っ青よ??」
『ゴア…王国…ですか』
「あァ…知っているのか。」
『まァ…少しだけ…』
「きれいなところだといいね~」
「呑気なこと言ってないで。大将は船内でいつもの仕事していただきますよ。書類はアン少将に持ってきていただいてます」
『はい、厳選しました。締め切りの近いものを!』
「あはは…ほんとに?」
「『行きましょう?大将青キジ』」

アイマスクをいまだに外さない青キジさんを中将と二人で船内に引きずっていった。
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