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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第15章 桐皇学園高校戦:第2クォーター




翌日、梓弓は青峰を部活に送り届けるとみんなの夕食つくりに取り掛かった

昨日の青峰の態度から今日も怒っているものと思っていた梓弓は、いつも通りに朝練の前に迎えにきた青峰に驚いた

しかも、いつも以上に機嫌がよかったことを思い出し、不思議に思いながら夕食を作っていた





練習が始まってしばらくすると、青峰は梓弓がいないことに気がついた

慌てた青峰は昨日のこともあるので探しにいこうとすると今吉にとめられた

今吉「梓弓は今お使いで帰らせた。今日は心配することはなんも起こらんから安心してええ」

今吉の何かを含んだ言い方が気になったが、行き先は今吉が知っているようなのでとりあえず安心して部活に専念した



梓弓『おかえりなさい。練習ご疲れ様でした。丁度夕食ができましたので食べてください』

練習がおわり寮にかえると梓弓がエプロン姿で出迎えてきた

梓弓はにっこり微笑むとみんなにご飯をよそおっていった



梓弓『ほら、青峰くんも行かないと、おかず取られちゃうよ?』

青峰「ああ・・・」

梓弓はおかしそうに笑うと青峰の背中を押して席につかせた

今一つ状況の理解出来ない青峰だったが、取りあえず梓弓の作った夕食を食べようと箸を持った







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