第15章 桐皇学園高校戦:第2クォーター
部員1「梓弓ちゃん、美味しい!!」
部員2「やっぱ、女の子に作ってもらうと最高においしいよな」
部員3「しかも、ちゃんとご飯よそおってくれるんだぜ?さいこ~」
部員4「桃井じゃこんなおいしいご飯期待出来なかったもんな~」
みんなの絶賛の声に梓弓は嬉しそうに微笑み、1人黙々と食べていた青峰に話しかけた
梓弓『おいしくない?』
青峰「いや、すごくうまい。明日も作ってくれ」
何も言わない青峰に梓弓は少し不安気味にたずねた
青峰が満面の笑みを向けると、梓弓の頬は桜色に染まっていた
梓弓『///夕食を毎日作るのは無理だけど・・・青峰くんのお弁当くらいなら作れるよ?』
青峰「本当か?頼む。毎日パンで飽きてたんだ」
いらないと言うと思っていた梓弓は青峰の即答にビックリした
梓弓『えっ?ええ、いいわ。その代わり、好き嫌いは許さないから』
腰に手をあててちょっと怒った振りをしながら梓弓は嬉しそうに笑った
青峰「梓弓が作ってくれるんだったら、ちゃんと全部食べる。リクエストは、ハンバーグにエビフライに・・・」
2人の微笑ましい光景をバスケ部のみんなは箸を止めて眺めていた