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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第15章 桐皇学園高校戦:第2クォーター




今吉「ああ、明日は1日食堂が休みでな。朝食は各自どうにかなるとして、夕飯は自分たちで作ることになったんや。が、なんせうちのマネージャーの桃井は強烈に料理へたやもんで、桜井に作らせることにしたんや」

梓弓『あの~、じゃあ私が作りましょうか?私も一応マネージャーですし。それに料理は得意なほうなので、今から桜井くんが送ってくれるんだったら、そのお礼もしたいし、青峰くんにも・・・』

最後の言葉は声が小さ過ぎて今吉には聞こえなかったが、青峰に手料理を食べてもらいたいのは丸わかりだった



今吉「ほんまか?そりゃ助かるわ。嬢ちゃんが手伝ってくれるんなら大歓迎や」

梓弓『私1人で十分ですよ?桜井くんは練習に参加してください』

梓弓は1人で作ることを約束し、桜井に家まで送ってもらったのだった







今吉は青峰の部屋に行くと、梓弓は桜井に送らせたことを伝えた

青峰「そうですか・・・」

青峰はそっけなくいうと寝転んで漫画を読み始めた



今吉「(素直に送りたかった言うたらいいのに。ほんま素直やないな)そうや、青峰。梓弓を閉じ込めたやつな、見当ついとるで。梓弓に内緒で解決するんやったら教えたる。あの嬢ちゃんは単に庇っただけやないからな」

今吉が青峰に梓弓に内緒で解決することを条件に犯人の名前を教えると、青峰の顔色が変わった

その名前は先日青峰に告白してきた上級生だった



翌日、青峰は先輩を呼び出し徹底的に脅しておいた







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