第15章 桐皇学園高校戦:第2クォーター
梓弓『きゃあ!!』
梓弓は思わす大きな声をあげてしまいみんなに睨まれてしまった
梓弓『///すみません・・・びっくりした~どうしたの?さつきちゃん。青峰くんならこの通り寝てるよ』
梓弓は青峰を指差しながら小さな声でさつきに話しかけた
さつき「やっぱりね。そんなことだろうと思った」
さつきはため息をつくと青峰の肩を揺すった
さつき「大ちゃん、起きなさい」
青峰「なんださつきか・・・こんなところで何してんだ?」
青峰はあくびをしながら、面倒くさそうにさつきを見上げた
さつき「大ちゃんの宿題の様子を見て来いってキャプテンに言われたの。全く終わって無いじゃない。これじゃあバスケできないわよ?」
青峰「え~~~やだ」
腰に手を当てて怒るさつきに青峰は子供のように駄々をこねていた
さつき「じゃあさっさっと終わらせなさい。ここに梓弓が作ったマドレーヌがあります。欲しかったら早く終わらせて」
さつきは梓弓があげたマドレーヌを青峰の前に掲げると宿題をするように誘った
実は青峰はお菓子が大好きだったので、さつきはそれを利用したのだった
青峰「本当か?じゃあがんばる」
そう言うと青峰は猛スピードで宿題を片付けていった
梓弓は今までの苦労を思い出しため息をついていた