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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第14章 桐皇学園高校戦:第1クォーター




今吉「おっしゃ、じゃ練習再開や」

青峰「おい、梓弓」

梓弓が作業に取り掛かろうとノートを開くと青峰に呼び掛けられた



梓弓『どうしたの?今日の青峰くんのドリブルは綺麗なメロディーをしてるよ』

青峰「マネージャーでもないのにそんなこと引き受けていいのか?」

青峰は厚かましい今吉に強引に仕事を押し付けられた梓弓の事を心配していたのだった



梓弓『別に私帰宅部だし、何の問題もないよ?それに役に立つんだったら嬉しい。わかってて怪我がひどくなるほうが嫌だもの』

青峰「ならいいが・・・さつきやキャプテンは強引だから気をつけろよ」

悲しそうに呟いた梓弓の頭を軽くたたくと、青峰は練習に戻って行った





桃井「なんか・・・彼氏みたいね。大ちゃん」

さつきの呟きは青峰に見とれていた梓弓には聞こえなかった

その後梓弓は1人1人を予備悪いところのリハビリ方法と絶対にやってはいけないことを指示し、さらに紙に書いて渡した



練習が終わったのは8時を回っていた

今吉は青峰を呼ぶと自宅まで送るよう命令し《送り狼になるなや》と余計な一言を笑いながら付け加えていた

青峰は素直に今吉の指示に従い、梓弓を自宅まで送り届けると寮へと帰っていった







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