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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第14章 桐皇学園高校戦:第1クォーター




翌日、練習を見学に来た梓弓に今吉は1冊のノートを渡し、練習を見ておかしなメロディーのヤツがいたらチェックして欲しいと頼んだのだった

練習がひと段落して、今吉は梓弓がチェックしたノートをみて絶句していた

7割以上の選手が何らかの異常を持っていたからだった

中でもレギュラーの怪我の具合がひどく、どう対処しようかと考えていた今吉に梓弓はとんでもないことを言い出した





梓弓『私が1人1人の対処方法を教えます。毎日やることとやってはいけないことを言いますからそれを実行してもらえますか?』

今吉「全員?レギュラーだけでいいわ」

梓弓は身体の不調をメロディーとして捉えることが出来る特技の他に、その正確な対処方法も支持することが出来るのだった

いくらなんでもマネージャーではない梓弓にそんな負担はかけさせられなくて、今吉はレギュラーだけの治療を頼んだ



梓弓『いいえ大丈夫です。その代わり、指示には絶対従っていただきます』

今吉「すまんな。手始めに、どないしたらええんや?」

梓弓が少し大袈裟に断言すると、今吉も素直に梓弓の好意に甘えることにした



梓弓『とり合えずレギュラーから順番に指示を書いた紙を渡しますから、呼ぶまで練習してていただけますか?』

梓弓はさつきに聞きながら、レギュラー陣の名前をノートに書いていった







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