第14章 桐皇学園高校戦:第1クォーター
黄瀬「青峰っちの彼女ですか?」
自然とそんな言葉が口から出ていた
青峰「なわけあるか!!」
梓弓『///違います!!』
青峰と梓弓の叫んだ言葉は見事にハモっていた
黄瀬・桃井「「お~~~息ぴったり」」
今度は黄瀬と桃井が感心するように見事にハモる
青峰「さつき、いいから試合を再開しろ」
桃井「(あ~あ、照れちゃって)はいはい、じゃ選手交代ね」
試合が再開すると、梓弓は隣に座った青峰を見上げた
桃井「大丈夫よ。大ちゃん怒ってないから」
梓弓『けど・・・』
梓弓を庇って怪我をしたせいで、大好きなバスケの出来ない青峰に、梓弓は申し訳なくて仕方なかった
桃井「それより梓弓って変わった特技持ってたのね?」
さつきはスコアボードを付けながら、梓弓の特技に興味を示していた
梓弓『ええ、あんまり役には立たないけど・・・』
特技と言っても、調子の悪い場所を当てれるだけで、それ以上のことは出来なかった
桃井「え~そんなことないじゃない。現に大ちゃんの怪我はひどくならないんでしょ?じゃあ、すごい特技じゃない」
怪我を隠して試合に臨んでいた青峰を止める事が出来たのは、梓弓の特技があったからだ