第8章 海常高校戦:延長戦②
黄瀬「妬かないっす。これくらい許してあげて下さいよ、先輩。彼氏候補№1だった青峰っちに横からあっさり勝って彼女にしたんすから。大切にしてたんすよ青峰っち、真弓子ちゃんのこと」
笠松(そうか・・・青峰は真弓子の事が好きだったのかな・・・そういや黄瀬もだったな・・・仕方ない、今日は我慢するか・・・けど、むかつく・・・)
心の中で葛藤を繰り返していた笠松は、ふと青峰の後ろをみて絶句してしまった
後ろには緑間、黒子、紫原、赤司のキセキの世代が立っていたのだった
赤司「真弓子、元気そうだな」
真弓子『赤司くん!!』
緑間「もういいかげん下ろすのだよ。人前ではずかしい」
真弓子『ミドリン!!』
黒子「そうですね。特に彼氏の前ではやめるべきです」
真弓子『テツくん!!』
紫原「いいんじゃない、いつものことだし」
真弓子『むっくん!!』
青峰に抱き上げられたままの真弓子を見上げ、次々と声をかけた
真弓子『みんな揃ってどうしたの?』
青峰から下ろされた真弓子は赤司たちに駆け寄りたずねた
赤司「WCも終わったことだし、しばらくこっちでゆっくりしようと思ってな。久しぶりの東京を夢芽とブラブラしてたら、何故かどんどんとメンバーが増えて、ストバスでもするかってことでここに来た」
赤司は恋人の夢芽の肩を抱いたまま簡単に説明をした