第8章 海常高校戦:延長戦②
笠松(さすが、元帝光中キャプテン。うまい・・・)
真弓子は足を引っ張るどころか十分すぎる活躍をしていた
女子で、足が少し動きずらい為ディフェンスはなしにしてもらい、その代わりハーフラインからは入らないルールにしていた
ディフェンスがいない分2人の動きがよく見え、なにより笠松と黄瀬は真弓子が思った所に動いてくれる
3対3で真弓子のディフェンスが2人についても彼らには関係なかった
あっさり勝利して大喜びしていると、聞いたことのある声がした
青峰「真弓子、何やってんだ?こんなところで」
振り向くと幼馴染の青峰が立っていた
真弓子『大ちゃん!!』
真弓子が駆けよると、青峰はいつものように真弓子を抱き上げた
青峰「またバスケやるようになったのか?って、胸少し大きくなったんじゃないか?笠松のおかげか」
バスケをしている真弓子は眩しいくらいに輝いていて、昔の真弓子に戻ったようで嬉しかった
真弓子『大ちゃんのエッチ。笠松先輩は大ちゃんみたいなことしませんよ~だ』
真弓子は抱きあげられたまま、青峰にべーと舌を出して文句を言っている
笠松「なぁ、彼氏の前で他の男に抱きあげられるってどうゆうことだ?」
当然と真弓子を抱き上げた青峰と、当たり前のように青峰に抱き上げられている真弓子を見て、笠松は不機嫌そうに黄瀬に愚痴っていた