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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第8章 海常高校戦:延長戦②




10分ほど歩くとボールの音が聞こえてきた



黄瀬「あぁ、ここっすか」

真弓子『先輩?』

真弓子は不思議そうに笠松を見上げた



笠松「真弓は初めてだったな。ここはストバスが出来るところ」



目の前には小さめのコートが3つ、フェンスに囲まれて並んでいた

スェンスの中では小学生から高校生くらいまでの人たちが楽しそうにバスケをしていた





笠松「学校じゃあ中々出来ないし、今日は真弓と一緒にバスケしようと思ってな」

笠松は持ってきたバスケットボールを真弓子に渡した

真弓子『けど、私足が・・・』

真弓子は走るとすぐに転んでしまう自分の足をみた



笠松「大丈夫だ。別に走らなければ転ばないだろ?じゃあ歩きながらドリブルやパスすればいい。それとも、俺達とやるのはいやか?」

笠松は優しい笑みで真弓子を見つめた

真弓子『///ううん、嬉しい。先輩とバスケ出来るのは嬉しいです。足を引っ張りますが宜しくお願いします』

真弓子は嬉しそうに笑うとペコッと頭を下げた

真弓子の返事に笠松は満足そうに笑うと、頭を優しく撫でた






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