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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第5章 海常高校戦:第3クォーター




青峰「お前・・・お仕置きされたいのか?」

素直にお礼を言わないで、人を下心しかないスケベとしか思っていないような真弓子の言葉に青峰は一歩近づいた



真弓子『うそうそ、冗談よ。助けてくれてありがとう』

真弓子は懸命に手を振りお礼を言うと満面の笑顔を向けた

青峰は真弓子の言葉に不服そうにしていたが、結局笑顔に負けてしまった



青峰「まぁいい」

笠松の耳にとんでもない単語が聞こえた気がしたがそこは上級生、お仕置きと言う言葉を全力でスリーした

笠松「とにかく帰るか」
黄瀬「うぃーす」
真弓子『は~ぃって・・・きゃあ!!』

真弓子が歩き出そうとして、いつものごとくつまづいて転びそうになった

青峰「おっと・・・」

転びそうになった真弓子を青峰が受け止めると、そのまま軽々と抱え上げた



真弓子『きゃあ!!大ちゃん何するの。エッチ、下ろして!!』

真弓子は必死で青峰の腕から降りようと暴れる

青峰「お前、今足捻っただろ?こんな暗い道お前に歩かせたら何時間かかるかわかんないからこのまま帰る。にしても相変わらず軽いな」

青峰は真弓子が暴れるのも気にもせず、ニヤニヤしながら歩き出した



真弓子『///何ニヤついてんのよ、エッチ!』

真弓子はニヤつく青峰の顔を片手で叩いた






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